第25回マイクロ・ナノ加工研究会
主催：特定非営利活動法人 ナノ構造ポリマー研究協会
日時：2022年12月8日（木）13:30-19:30
場所：東京大学生産技術研究所An棟大会議室（An301・302）
〒153-8505 東京都目黒区駒場4-6-1
https://www.iis.u-tokyo.ac.jp/ja/access/
※会議室に直接集合
＜13:30-14:00＞ 幹事会
＜14:00-15:00＞ 講演：東京大学 龍野 道宏 特任講師
題目：射出成形可塑化過程と樹脂温度の可視化解析
概要：射出成形において，スクリュを高速回転してサイクル時間を短縮することが実施されているが，生産性向上の反面，成形不良が発生する場合がある．
本講演ではスクリュを高速回転した場合の可塑化過程を可視化加熱シリンダで解析し，スクリュ溝内の樹脂溶融挙動を具体的に明らかにする．
さらに溶融樹脂温度を赤外線式サーモグラフィで計測し， 射出樹脂状態について可視化したので，その概要を紹介する．
＜15:00-16:00＞ 講演：東京大学 梶原 優介 准教授
題目：金属表面微細構造と射出成形による金属樹脂直接接合
概要：輸送機器産業やモバイル産業を中心に金属樹脂ハイブリッド材料が多く使われ始めているが，その際に金属と樹脂を直接的に接合する技術が強く求められている．
特に注目されているのが金属表面構造にマイクロ・ナノ構造を創製し，射出成形によって溶融樹脂を流し込んで強固な接合を生む成形接合である．
本講演では，金属表面構造に射出成形で樹脂を流し込んで接合する成形接合技術を中心に，微細構造や成形条件の最適化，また接合メカニズムの解釈について紹介する．
＜16:00-16:10＞ 休憩
＜16:10-17:00＞ 研究室見学（梶原研究室）
