2020年よりNEDOのグリーンイノベーション基金がスタートするなど、2025年を迎え、カーボンニュートラルに向けた活動が大学、研究機関、会社において進んできています。トランプ政権などの社会情勢の変化もありますが、確実に脱炭素に向けた技術開発は進捗しており、将来の温室効果ガスのネットゼロに向けた活動は本格化してくるものと思われます。
以上の観点から、最近国家プロジェクトとして活動されている2名の先生の講演会を企画しました。 東京大学の伊東耕三先生から、複数の国家プロジェクトの活動のご紹介として高分子のサーキュラーエコノミーについて、日本ゼオンの橋本氏から、NEDOのGI事業の活動紹介を含む日本ゼオンのカーボンニュートラルに向けた取り組みを詳述いただきます。
多数の方にご参加頂きますよう、宜しくお願い致します。
【日時】 2025年5月13日(火)14:00-16:10
【方式】 webを使用したオンライン (Zoom)
*参加希望される方には、別途、開催日前に、入力方法をお知らせいたします。
【内容】
14:00-14:05 開会の挨拶: 古河電工(株) 加納 義久 氏(ナノ構造ポリマー研究協会代表理事)
14:05-15:05 座長: 臼杵 有光氏 ナノ構造ポリマー研究協会副代表理事
演題: 高分子のサーキュラーエコノミー
講師: 東京大学 特別教授 伊藤 耕三 氏
概要: 現在、演者は高分子のサーキュラーエコノミーに関する2つの国家プロジェクト、NEDOムーンショット型研究開発制度(課題名:「非可食性バイオマスを原料とした海洋分解可能なマルチロック型バイオポリマーの研究開発」)と内閣府 戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)(課題名:「サーキュラーエコノミーシステムの構築」)のリーダーを務めている。本講演では、それらのプロジェクトの成果を中心に紹介する。
15:05-16:05 座長: 筆本 啓之 ナノ構造ポリマー研究協会理事
演題: 日本ゼオンのカーボンニュートラルの取り組み紹介
講師: 日本ゼオン株式会社 橋本 貞治 氏
概要: 日本ゼオンはC4, C5の石油原料を活用して合成ゴム、樹脂を製造販売している。将来のカーボンニュートラルに向けて、ゼオンの考え方を紹介し、直近の活動事例および将来に向けての原料転換を進めていく上でのグリーンイノベーション基金事業の活動紹介などC4,C5原料に関わるバイオマス原料による脱炭素化の取り組みを紹介する。
16:05-16:10 閉会の挨拶: 臼杵 有光氏 ナノ構造ポリマー研究協会副代表理事
【参加要領】
講習会費: ナノ構造ポリマー研究協会会員 無料、 非会員 5,000円
申込方法: WEB申し込み ここよりお申し込みください。
その他:氏名、会社、部署、電話、メールアドレス、 請求書が必要な場合は、その旨を 下記 宛へメールでご連絡下さい。
【ナノ構造ポリマー研究協会会員】
特定非営利活動法人ナノ構造ポリマー研究協会
企画委員 理事
筆本 啓之(Hiroyuki Fudemoto)
mail: fudemoto@ransp.jp