20220707 第12回nano webinar

第12回nano webinar
ナノ構造ポリマー研究協会では2020年度よりnano webinarを企画し、オンライン配信による講演会を実施しています。今年度もその企画を継続し、年3回程の開催を行う予定にしております。
今年度1回目の第12回nano webinarではプラスチックのライフサイクルアセスメント(LCA)をテーマに取り上げ、最前線で御活躍されている講師の方に講演をお願いいたしました。環境を意識したバイオプラスチックやリサイクルに関連したLCAに関する最新の研究動向のお話を伺えると思います。多くの方が参加され、活発に意見交換されることを期待しております。
日時:2022年7月7日(木)13:00-15:10
方法:webを使用したオンライン(Zoom)
プログラム:
13:00-13:10 挨拶:ナノ構造ポリマー研究協会代表理事 西 敏夫
13:10-14:10 座長 臼杵有光 ナノ構造ポリマー研究協会副代表理事
講師:菊池康紀(東京大学未来ビジョン研究センター 准教授)
演題: バイオマス由来プラスチックに関するライフサイクル思考
要旨:バイオマスからの化学品製造は、偏在する枯渇性資源である化石資源から、遍在しうる再生可能資源であるバイオマスに化学品原料を代替していくことであり、持続的な化学品生産を可能としうるだけでなく、バイオエコノミーの実現にも貢献しうるものである。ただし、ライフサイクル全体における帰結的な分析が不可欠であり、持続可能な農林業を実現していくために機能することが求められる。本論文では、最新の研究動向をレビューしつつ、各ライフサイクルステージにおける評価の観点を整理し、バイオマスプラスチックの役割と挑戦をライフサイクル思考に基づき考察する。
14:10-15:10 座長 青木憲治 ナノ構造ポリマー研究協会理事
講師:鶴田祥一郎(一般社団法人サステナブル経営推進機構(SuMPO)主任研究員)
演題: カーボンニュートラル社会におけるLCAの活用
要旨:2050年にカーボンニュートラル達成に向けて、大きな動きが生じている。そのような中、地球温暖化をはじめとした環境影響を定量的に評価できる手法としてライフサイクルアセスメント(LCA)が注目されている。
本報では、LCAについて説明するとともに、必要とされる背景や、国内動向、製品算定事例等について紹介する。

【参加要領】 講習会費:ナノ構造ポリマー研究協会会員 無料 非会員 5,000円
会員:HPへログインし、講演会参加連絡より講演を選んで連絡ください。
非会員:HPへログイン後、講演会参加連絡より講演を選んで連絡ください。
または、氏名、会社、部署、電話、メールアドレス、住所等とさらに請求書が必要な場合はその旨を記載し下記へメールでご連絡下さい。
【ナノ構造ポリマー研究協会会員】
特定非営利活動法人ナノ構造ポリマー研究協会
企画責任者 理事
臼杵有光(京都大学) usuki@ransp.jp

Author: xs498889