2021年


マイクロ・ナノ加工(MNM)研究会 会長
山形大学 伊藤浩志

プラスチックに代表される高分子成形品は最先端デバイスを支える基幹部材となっている。これら部材は、より高度化、より高精度化が求められており、その加工技術である精密成型加工技術は近年、ますます必要不可欠な技術となっている。国内および国際会議においても、これら精密成形に関連する数多くの研究発表は、マイクロ射出成形に始まり、ナノインプリント、ロールツーロール、インクジェット分野等と拡大し、多くの論文が報告されている。 これらの技術は、印刷技術、マイクロもしくはナノスケールの構造を有する金型(モールド)の利用、材料の自己組織化、等を金型として利用する技術など、分野横断の融合技術が必要となっている。さらに、精密製品の機能化には、撥水、撥油、光制御、高摩擦、低摩擦、防曇、防汚、帯電防止、滅菌、等とそれらを実現する表面機能性はますます注目されている。マイクロ・ナノ加工(MNM)研究会では、これらプラスチック成形品の高付加価値を実現するための、精密成形加工の基礎となる、マイクロ加工、ナノ加工、インクジェット、3Dプリント技術など、最新成形加工について広く勉強するための研究会でああり、参加する皆様と、今後の「精密加工」や「ものづくり」について熱く議論を行う場として期待している。

Author: xs498889